○県央地域広域市町村圏組合消防吏員服制規則
昭和47年9月1日
規則第5号
(目的)
第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき、県央地域広域市町村圏組合消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制について定めることを目的とする。
(服制)
第2条 消防吏員の服制は、別表のとおりとする。
(委任)
第3条 この規則の施行について必要な事項は、消防長が定める。
附則
1 この規則は、公布の日から施行し、昭和47年4月1日から適用する。
(経過処置)
2 この規則施行前において、諫早、大村各市規則で定められていた服制は当分の間、従来どおり着用することができる。
附則(昭和49年4月1日規則第1号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(昭和55年4月1日規則第5号)
この規則は、昭和55年4月1日から施行する。
附則(昭和56年12月15日規則第2号)
(施行期日等)
1 この規則は、昭和57年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則施行前の給与品及び貸与品は、次に支給及び貸与を受けるまでは、従前どおり着用することができる。
附則(平成13年10月12日規則第9号)
(施行期日)
1 この規則は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この規則施行前の給与品及び貸与品は、次に支給及び貸与を受けるまでは、従前どおり着用することができる。
附則(平成18年9月27日規則第7号)
この規則は、公布の日から施行する。
附則(平成21年6月17日規則第1号)
(施行期日)
1 この規則は、公布の日から施行する。
(経過措置)
2 この規則施行前の給与品及び貸与品は、次に支給及び貸与を受けるまでは、従前どおり着用することができる。
附則(平成26年5月13日規則第4号)
この規則は、公布の日から施行する。
別表
消防吏員服制 | |||||
冬帽 | 色 | 濃紺色 | |||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個でとめる。 形状は、図のとおりとする。 | |||
女性 | 円形つば型とし、帽の腰まわりに濃紺又はその類似色のリボンを巻くものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
き章 | 銀色金属消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺色とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりには、黒色のななこ織を巻き、消防司令以上の場合には、じや腹組金線及びじや腹組黒色線を、消防司令補の場合には、じや腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
夏帽 | 色 | 紺色 | |||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺又はその類似色とする。 あごひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章1個でとめる。 天井の両側にはと目をつけ、通風口とする。 腰は、藤づるあみとし、すべり革には、所要の通風口をつける。天井の内側には、汚損よけをつける。 形状は、冬帽と同様とする。 | |||
女性 | 冬帽と同様とする。 | ||||
き章 | 冬帽と同様とする。 ただし、台地は紺色とする。 | ||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりに、紺又はその類似色のななこ織を巻くものとする。 | ||||
アポロキャップ | 色 | 濃紺色 | |||
製式 | 前ひさしは、濃紺色とする。 前面下地に銀糸で消防章、上部に金糸で「FIRE DEPARTMENT」、中央部に消防章を挟んで赤糸で「NAGASAKI」、下地に金糸で「KENOH」と配し、刺しゆうする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
防火帽 | 保安帽 | 色又は地質 | 銀色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質 | ||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の震動を防ぐ装置をつける。 前後部にひさしをつけ、あごひもは、黒色の合成繊維とする。 前部にプラスチック製の収納式防護面をつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
き章 | 銀色樹脂製の反射一体型消防章とする。 帽体前面中央に強固にとりつける。 | ||||
周章 | 帽体後部に1条ないし3条の赤の反射線で階級周章をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||
表示 | 帽の両側中央に「県央消防本部」と黒色で表示する。 | ||||
しころ | 色又は地質 | 紺色又は黒色の耐熱性防水布とする。 | |||
製式 | 取付け金具により保安帽に付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
周章 | しころのまわりに1条ないし3条の階級を表示する灰色線をつける。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||
救急帽 | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した霜降りトロピカル | |||
製式 | 前ひさしは、地質と同じものとし、その表を白の反射テープで覆う。 あごひもは、灰色ビニール製とし、その両端は、帽の両側において銀色金属製消防章各1個でとめる。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
き章 | 銀色金属製消防章とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
周章 | 帽のまわりに1条ないし3条の白いレーヨン製あや竹リボンを巻くものとする。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||
安全帽 | 色又は地質 | 白色でガラス繊維を素材にした強化合成樹脂 | |||
製式 | かぶと型とし、内部にポリエチレン製のハンモック及び発泡スチロール製の衝撃吸収ライナー付ヘッドバンドにより頭部の震動を防ぐ装置をつける。 あごひもは合成繊維とし、調整金具及びあごあて付とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
き章 | 白色ビニール製消防章とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
周章 | 防火帽の保安帽と同様とする。 | ||||
表示 | 帽の両側中央に「県央消防本部」と黒色で表示する。 | ||||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | ||
製式 | 前面 | 男性 | 折りえり 胸部は二重とし、消防章をつけた金色金属製ボタン各3個を2行につける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 打ち合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に金色ししゆう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章をつける。階級章は、右胸部につける。 ただし、消防長の職にある者は、これをつけないことができる。形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部につける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
そで章 | 黒色しま織線1条に消防司令補以上はじや腹組金線1条を消防士長はじや腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章をつける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
えり章 | 左えりに、県央地域広域市町村圏組合を表徽するバッジ1個をつける。 | ||||
エンブレム | 左そで上腕部につける。 形状及びデザイン等は別に定める。 | ||||
下衣 | 色 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 男性 | タックつきの長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||
女性 | 長ズボン、スカート又はキュロットスカートとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青色 | ||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの長そで又は半そでとする。 淡青色又はその類似色のボタン6個を1行につける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 打ち合わせを右上前とするほか、男性と同様とする。 | ||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、えり側を淡青又はその類似色のボタン1個でとめる。 | ||||
階級章 | 冬服上衣と同様とし、胸部右のポケット上部につける。 | ||||
消防長章 | 冬服上衣と同様とする。 | ||||
えり章 | 冬服上衣と同様とする。 | ||||
エンブレム | 冬服上衣と同様とする。 | ||||
下衣 | 色 | 夏帽と同様とする。 | |||
製式 | 冬服下衣と同様とする。 | ||||
活動服 | 上衣 | 色 | 濃紺色とし、えり、肩及び背面上部(図中網掛け部分)にオレンジ色を配する。 | ||
製式 | 長そでとし、背面上部「長崎県央消防本部」と表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 階級章は、冬服上衣と同様とする。形状は、図のとおりとする。 | ||||
エンブレム | 右そで上腕部につける。 形状及びデザイン等は別に定める。 | ||||
ズボン | 色 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | タックつき長ズボンとする。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
防火衣 | 上衣 | 色又は地質 | 防火帽しころと同様とする。 | ||
製式 | 立てえりラグランそで式とし、胴には安全ベルトをつける。 肩及びその前後に衝撃材を入れ、前面は面ファスナー及びファスナーでとめる。 胸部及び腹部の左右に各1個のポケットを、胸部左右に各1個マイクハンガーをつける。 背面上部に黄色の反射材で「長崎県央消防本部」と表示し、胸部、腹部及び裾部に黄色(中央は銀色)の反射線をつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 防火帽しころと同様とする。 | |||
製式 | ベルト及びサスペンダー付きの長ズボンとし、両ももの外側に各1個のポケットをつける。 左右の裾部付近に黄色(中央は銀色)の反射線をつけ、外側にファスナーをつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
冬救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色で、表面はポリエステルを、裏面はポリエステルと綿との混紡糸を使用したピッケ | ||
製式 | 前面 | 台えりつきシャツカラーの長そでとし、ウエストラインにタックをいれる。 比翼仕立てとし、胸部左右に各1個、左肩下に1個のポケットをつけ、胸部左右のポケットには、ふたをつける。 えりに、ポリエステルと綿との混紡糸を使用した白のブロードの替えりをつける。 胸部左のポケット上部に、「県央消防本部」と表示する。 形状は、図のとおりとする。 | |||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫いこみ、白の反射テープの肩章カバーを差し込むとともに、えり側を地質と類似色のボタン1個でとめる。 | ||||
階級章 | 冬服上衣と同様とする。 | ||||
エンブレム | 右そで上腕部につける。 形状及びデザイン等は別に定める。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 暗い灰色で、ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したサクソニー | |||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットをつける。 左右後方のポケットはボックスプリーツ上切替え仕立てとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
盛夏救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい黄味の灰色で、表面はポリエステルを使用したピンホールトロピカル | ||
製式 | 長そで又は半そでとし、その他は、冬救急服上衣と同様とする。ただし、半そでの場合は、左肩下のポケットをつけないものとする。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分はスリット空き、背裏メッシュ仕立てとする。 | ||||
エンブレム | 冬服と同様とする。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 救急帽と同様とする。 | |||
製式 | 冬救急服ズボンと同様とする。 | ||||
救急白衣 | 色又は地質 | 白色の合成繊維織物又は綿混紡の織物 | |||
製式 | ステンカラー式の長そで又は半そでとし、前面はファスナーでとめる。 ポケットは胸部及び腰部の左右に各1個をつけ、胸部のものにはふたをつけ、ボタンでとめる。 腰部には地質と類似の反射バンドをつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
救助服 | 上衣 | 色又は地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | ||
製式 | 開きんの長そでとし、胸部左右に各1個のポケットをつける。背面上部に、「長崎県央消防本部」と表示する。形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分は当て地とする。 | ||||
エンブレム | 左そで上腕部につける。 形状及びデザイン等は別に定める。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットをつける。 形状は、図のとおりとし、図中二重斜線部分は当て地とする。 | ||||
防寒衣 | 色 | ブルー | |||
製式 | ブルゾン方のリバーシブル仕様とする。 えりは、開きんとし前面にファスナーをつける。 そでは、カフスつきとし腰部左右にポケットをつける。 背面上部に「長崎県央消防本部」と表示したものをつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
雨衣 | 上衣 | 色又は地質 | 色相は赤(黄)系で明るく、彩度が鮮やかな防水材 | ||
製式 | ハーフコートの前面ファスナーと面ファスナーの併用式とし、縫い目裏の防水要所に目貼りテープを縫着する。 すそ部に反射布をつける。 両脇下部にメッシュ通風口を設け、左右腰部に雨蓋付玉縁切りポケットをつける。 背面上部に「長崎県央消防本部」と反射文字をプリントする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 前たては、面ファスナーとファスナーの併用式とし、両ももにポケットを各1個つける。 すそ部に反射布をつける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
制服用シャツ | 色 | 白色 | |||
製式 | 男性 | カッター式の長そでとし、白色又はその類似色のボタン6個を1行につける。 左胸に1個のポケットをつける。 | |||
女性 | 打ち合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||
執務用シャツ | 色 | 活動服用は紺色とする。 | |||
製式 | 丸首の半そでとする。 | ||||
手袋 | 製式 | 白色の礼装用とする。 | |||
バンド | 制服用 | 黒色とし、バックル中央部に金色の消防章をつける。 | |||
活動服用 | 紺色とし、2穴バックル式とする。 | ||||
救助服用 | オレンジ色とし、2穴バックル式とする。 | ||||
救急服用 | 白色とし、中央部に白の反射テープをつける。 バックルは銀色とし、中央に銀色の消防章をつける。 | ||||
靴 | 短靴 | 黒色の革靴とする。 | |||
編上半長靴 | 黒色の革製編上式とする。 | ||||
防火靴 | 黒色のゴム製編上式とし、外側にファスナーをつける。 | ||||
救急隊用短靴 | 黒色の革靴等とする。 | ||||
バッグ | 黒色のショルダーバッグとする。 | ||||
ネクタイ | 紺色を基調としたものとする。 | ||||
消防手帳 | 表紙は、黒色の革製又はこれに類似するものとする。 中央上部に消防章を、その下に、「県央地域広域市町村圏組合消防本部」と、それぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ45センチメートルの黒色ひもをつけ、表紙内側には、名刺入れをつける。 用紙は、恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差し替え式とし、その枚数は、恒久用紙10枚、記載用紙80枚とする。形状及び寸法は、図のとおりとする。 |
備考
1 冬服及び夏服に併せて、必要に応じ、ベストを着用することができる。
2 夏服のえりについては、開きん(小開き式)をもつて、シャツカラーに代えることができる。
3 消防手帳については、消防章、消防本部名及び図消防手帳の部分中恒久用紙に表示された事項を表示したカードをもつて、これに代えることができる。
4 形状に関する図で示しているポケット、ボタンの数及び位置については、図と異なるものとすることができる。
5 救急白衣については、感染防護衣をもつて、これに代えることができる。
図 (数字は寸法を示し、その単位は、ミリメートルとする。)
女性 | 男性 | ||||
き章 | |||||
消防章 | あごひも留め消防章 | ||||
周章 | |||||
消防正監 消防監 | 消防司令補 | ||||
消防司令長 | 消防士長 消防副士長 消防士 | ||||
消防司令 |
アポロキャップ | |
前面 | 後面 |
側面 | 裏面 |
防火帽 | |
保安帽 | |
前面 | 後面 |
側面 | |
き章 |
しころ |
救急帽 | |
前面 | 側面 |
あごひも | |
き章 | あごひも留め消防章 |
安全帽 | |
裏面 | 正面 |
側面 | |
き章 |
救急用ベルト |
二穴バックル式ベルト |
制服用ベルト |
防火帽、救急帽及び安全帽につける階級周章
階級章 | |
消防正監 | 消防司令補 |
消防監 | 消防士長 |
消防司令長 | 消防副士長 |
消防司令 | 消防士 |
えり章 |
消防長章 |
上衣、外とうそで章 | |||||
消防正監 | 消防監 | 消防司令長 | |||
消防司令 | 消防司令補 | 消防士長 | 消防副士長 消防士 | ||
冬服 | ||
前面 | 後面 | ボタン |
スカート | ズボン | キュロットスカート |
夏服 | |
後面 | 前面 |
活動服 | ||
後面 | 前面 | ズボン |
防火衣 | |
前面 | ズボン前面 |
後面 | |
冬救急服 | ||
ズボン | 後面 | 前面 |
盛夏救急服 | |||
後面 | 前面 | 後面 | 前面 |
救急白衣 | |
前面 | 後面 |
救助服 | ||
ズボン | 後面 | 前面 |
防寒衣 | |
前面 | 後面 |
雨衣 | |||
前面 | 後面 | ズボン | フード |
消防手帳 |