「あなたの命を守るマイナ救急」について

 県央消防本部では、救急車を必要とする傷病者本人の同意を基本として、マイナ保険証を活用して通院履歴や服薬情報等を把握し、救急業務の円滑化・迅速化に向けた実証事業(令和7年度)を行ないます。

YouTube~マイナ救急~

マイナ救急実証事業とは

119番通報で駆けつけた救急隊員は、搬送されるご本人のお名前や生年月日等の基本的な情報のほか、かかりつけの病院やこれまで服用しているお薬などの様々な情報の聞き取りを行っています。

 これらの情報は、搬送する病院の決定や救急車内での応急処置、病院到着後にすぐに治療を始めるための準備などに役立てられており、ご本人の命を守るために欠かせない情報となっております。

 一方で、病気や怪我で苦しむご本人や、気が動転しているご家族の方から、これらの情報を正確にお伝えいただくことは、場合によっては困難なこともあります

​ マイナ救急では、救急隊員がご本人のマイナ保険証を活用し、傷病者が過去に受診した病院や処方されたお薬などの医療情報を閲覧します。ご本人や付き添われるご家族の方の負担を軽くするとともに、傷病者の方がより適切な処置を受けるのに活用します。

実証事業イメージ図

マイナ保険証を活用することで期待されるメリットの一例

自分の病歴や飲んでいる薬を
救急隊に正確に伝えることができる

円滑な搬送先病院の選定や適切な応急処置が実施できる

搬送先病院で治療の事前準備​ができる